平々凡々@修行中

毎日自問自答( ´ω` )

九相図

「九相図」というのをご存知かと思います。

美女が死んだところから始まって野辺に放置され、腐り、最後には白骨になる様子が描かれたもので、修行僧の煩悩を払う目的があったとか。

まー、どんな美女であろうとも、死んでしまえば皆同じ。

いずれブヨブヨにガスで膨らんで醜い姿になるものに欲情したって仕方ないでしょーと。

最近Youtubeのオススメに出て来まして(普段何を見たらこんなものがオススメに上がるのか・・・(;´・ω・))九相図って小野小町やら壇林皇后やら何種類か伝わっているのですね。うろ覚え何ですけど「サラリーマン金太郎」だったかなあ・・・主人公がお坊さんの死から朽ちていくまでをじっとそばで見けるような描写があったと思うんです。私この漫画ほとんど読んでないのになんだかその部分は印象に残っていてすごく「無常」を感じました。

 

死んでカタチを失ったとき、残っているものがあるとしたらそれは心とか思いとかなのかなあ。やっぱ心や思いに向き合うことが生きていく中で大事なのかなとちょっと思うこの頃です。